内弁慶
僕が通ってきた道に娘もさしかかってる。
内弁慶。
数人の声の届く範囲ならわかってもらえる自信もあるし
でも大人数だと強い主張や熱意や粘り強さや金魚のフンもやだ
そんなDNAを見事に受け継いでる。
このDNAは「数人の従者が持てるんだ!」という勘違いをさせてくれる。
ホントは優しい心があるのに面倒になって数人にすら偉そうな口を聞く。
頭はいいから正論を振りかざすのでタチが悪い。
じきに悪い自分に気付いて反省するんだけど
先輩としてうまく近道を教えてあげられないかなと思い悩んでいますここ最近。
妻は全然別のタイプの愛情あふれるDNAを持った人だから
たぶんこのダークサイドの葛藤はわかりづらいと思う。
まぁそんなことでも似てるってのは嬉しいことで。
娘には幼稚園からの幼馴染のパーフェクトな理解者がいる。
いじわるなときのあいつも、すばらしく優しいときのあいつも
すべてを包み込んで支えてくれる。
喧嘩もしてくれる、
ワガママも言ってくれる、許してもくれる、素を全部出し合える相棒。
そして性格も趣向も正反対。
そして互いがいつももとめあってる。
うらやましーぜ。
そこが俺よりお前の進化したところか。
すげーぜダーウィン!
じゃまた!