46歳わかぞうの日記

思うことをつらつらと書きなぐってますが。継続は何かの力になるかなーと思ってます。

死んだら良い思い出だけにするね

叔母が急逝してしまい静岡へ葬儀に。

すごく優しいおばさんで親族みんなが悲しんだ。

悲しいけど温かい良いお葬式だった。

おばさんの夫が僕の父の弟で、親族の中で一番カッコよく優しいおじさん。

この夫婦が一番手本になったしだから素直な涙がでる。

 

いとこ(おばさんの息子)と話してて

肉親を亡くすと自分の体を半分失ったような

足元の根っこを失ったような

宇宙に一人放り出されたような

悲しいのかなんなのかよくわかんない

ふわふわした変な感覚に

何年か襲われるよって話をした。

 

自分が今までなんの気なくやってきた小さな判断や行動パターンが

いちいちが無意識で親の真似してたんだと気づく、

これからは真似してるんだという意識を持ってそうするのか

いやこれからはここは俺流にこうしようかな

などとちょこちょこと死んだ親を意識する事がすごく増える。

死んで初めて自立するんだなぁと今更気づく。

 

ところで

うちの死んだ親父と外見も中身もそっくりな父の兄。

その娘たちにも葬儀の場で会った。

親父の兄弟姉妹はみな豪快な人間ばかりで、

こういう席でも

「あんたが先に死ねばよかったのに」とか

平気で言う感じなんだけど、

この兄叔父親子はまたひどくて。

同居してるくせにいがみ合ってて

互いに飯も作ってあげないんだとか。

いつも言ってる。互いにドストレートなんだよな。

「ちょっと話せば喧嘩になっちゃうし」

「あんたもおじさん生きてた頃同じ苦労してたでしょ?わかるよ。」

いとこは見抜いていた。

そうそうそうなのよ。

僕も親父とは会えば喧嘩、何年も疎遠して思い直し会いに行くとまた喧嘩、

を繰り返していた。

親父とだけじゃなくお袋とも兄弟とも、だけどね。

死んじゃった今はもうその事責めてもしょうがないしなぁと

過去の事として放ってるだけで、

今まさに超頑固おやじと同居してるいとこには

「もうちょいだけ辛抱だねw?」

としか言いようががなかったな。

 

めちゃくちゃ言い合うけど集まることは集まるんだよね。

なんだこりゃ、な集団w

 

血でつながるってのはこういうことなのかな。

 

じゃまた!