本屋でトイレ
本屋に行くとトイレにいきたくなる人って多いんですよね。
僕もそうです。
小学校5年生で気付きました。
そろそろ付属中学受験を目指してる連中が
学校に参考書を持ち込みはじめたんですね、
僕も負けてなるかと
付属中学なんて行く金はないけど
そんな連中に負けてたまるかと思ったわけです。
でも勉強のしかたがわからない。
とりあえず真似して参考書を買うんだ!と
学校が終わって家に帰ったら自転車にとびのって
田舎ですから1時間くらい先のヤジマヤ書店に
向かうわけです。
で、ついていきなり猛烈な便意。
その本屋さんにトイレはなく、
あったのかもしれないけど聞けなかった
コンビニもまだ普及していない時代。
公園もない。
参考書を買えずに家に急いで帰るハメとなりました。
何度行っても買えない。
家を出るときは便意がまったくないので
予め用を足して出かけるってこともできなかった。
当時そうとう困りましたね。
僕は本屋さんに行くとうんこしたくなっちゃうんだな
と思いました。
ところがある日、親の買い物か何かの道すがら
本屋に立ち寄った際、まったく便意をもよおさない自分がいることに
気が付きました。
?
その後も何回も経験を重ねるうちに
とうとう気付きました。
買う気がない時はうんこは出ない!
そうです、僕が小さいころは
ビデオゲームなんてなく、
楽しみといえば少年雑誌のみで
その他のおもちゃもあることはあったけど
クリスマスや誕生日に親にせがまなきゃ
買ってもらえないもの。
自分のお小遣いでやりくりできるご褒美と
いえば少年雑誌だけでした。
そう、本屋に行ってしかも買う気があるということは
自分のお小遣いを切り崩すドキドキとセットだったのです。
そのドキドキが僕をトイレに向かわせちゃうわけです!
やがて大人になり
一人暮らしで自分の生活費を自分で管理するようになって
さらに症状が悪化しました。
なんの店でも買う気さえあれば
トイレに行きたくなるようになっちゃったんです。
症状もすごーくわかりやすいです。
羽振りのいい時は症状は出ず、
金遣いの荒い女性と付き合ってるときは
症状は悪化しました。
家計を心配すると現れるトイレの神様を
僕はいつしかエンジェルならぬエンゲルと
呼んで今に至っています。
最近はー
エンゲルがずっとつきまとってるんですよねー
じゃまた!